2017年「丁酉の年」
2017年、新春会での宮幹藍后の丁酉の年 運の話
今年2017年は、天の気は、「丁(ひのと)」
五行では、「火」で、陰の火です。
また、地の気は、「酉(とり)」
五行では、「金」で、陰の金です。
天の火と地の金は、相尅の関係ですから、敵対し合う関係で、昨年に続き不調和を意味しますね。
この事は、四柱推命学を学ばれていらっしゃいます方々は、皆さんの良く知るところですね。
さらに、「陰から陰」火尅金でも強く「尅」つまり攻撃が伝わってしまう時と判断せざるおえません。
ただ、救われるのは、地の気である酉は、エネルギーが最高潮の星ですから、天の気である火からの尅に耐える力があると期待して見たいところです。
このことは、双方を活発化させることにつながると私、宮幹は考えます。
まずは、丁の性質を見てみましょう。
丁(火)は、喜び、喜ぶ。
楽観的感情を象徴しています。
また、灯火(キャンドル)の炎ですので
揺らめきや不安定さを表します。
その火を消さないようにと神経質になりがちなのです。
感情的で、多感で、繊細さを表します。
ですから、緊張しやすく、ちょっとしたことから烈火しやすく、一度爆発すると深刻さがあります。
丁(火)は、火の災害や爆発に関連しています。
今年2月25日、アスクルの大規模な火災がありましたね。
まだまだ、油断のできない、この運気の始まりにいます。
次に、酉の性質をみていきましょう。
酉は、強い陰の金です。
改革の意思があるものの内側では、いろいろとうちわの問題に悩まされ苦しむ事となりがちで、改革を進められずに、逆に保身せざるおえません。
またそれが、得策となります。
また、酉の金は、貴金属を表しますが、他に刀剣をも表すのです。
それは、殺人や暗殺なども意味してきます。
今年その事を表す事件が、起こらないかと懸念する年でしたが、もうすでに、先日の北朝鮮のキムジョンナム氏が暗殺され、毎日のように報道されています。
今年は、まだまだ続く可能性があります。
国際紛争や衝突のありえる年になりそうなのです。
さて、では、この相克関係であります、
丁(火)剋する酉(金)の運気を解き明かしますといったいどんな年となりますか?
もちろん、丁と酉の性質は、双方表れて来ます。
火の産業である、エネルギー関連や株式市場、ファイナンスそしてエンターティメント関連は、去年に引き続き良いでしょう。
また、今年の株に対する売買を春から夏にかけて丁の運気が、後押しするとみることが、出来ます。
夏までは、火のエネルギーが強いですからね。
しかし、8月以降から下落の危険性があります。これ以降株価は数年不安定である危険性があります。
株価市場の回復には、私宮幹は4、5年かかると思われます。
また火の性質である小さな火種、小さな力が、やがて大きな勢力となりえる。
良き事も悪いことも、まるで一粒万倍のごとく拡散される年となりそうなのです。
では、金の産業は、火から尅されていますが、強い金ですので、非常に活動的になりやすいですね。
このことは、活発化につながり、私宮幹は競争を生むと考えています。
金の産業の銀行関係、コンピューター、自動車関係は、厳しい、競争を強いられる事となるでしょう。
私たちの身体で言いますと、金は、肺と大腸にあたります。
呼吸器官や皮膚の問題が昨年に引き続き、出てくると予測することが出来ます。
かなり深刻に健康に害を及ぼすと思われます。実際に、今シーズンのインフルエンザなどの流行性の病気は、普段の年の5倍以上と聞き及びました。
大変な万延ぶりです。このことは、来年2018の節分までは、要注意です。
個々の対策をしっかりととりましょう。
昨年に続き、運輸関係は、活発化の時です。業績は良いでしょう。
今年は、「文昌貴神」という優れた吉星がつく年です。
そして、性格に「長生」という賢い性格の星の備わった年なのです。
今年に、誕生するお子さんは、ですから頭が良く、賢いお子様となられます。
過去におきまして良い事では、丁酉年は、科学の分野の人が進歩もあらわれています。
有線電信機の発明やアスピリンの発明、レーザーの発明などが、あげられるようです。
今年の丁酉の年も世の中に素晴らしい発明が、表明される期待の持てる年となるでしょう。
また、今年のポイントとしましては、昨年に続き、コミュ二ケーションを取ることは、とても大切な年です。
人と会い、会話をして下さい。
何かが、発展性のある何かが生まれます。
コミュニケーションを取ることが、今年の開運の秘訣なのです。
それは、火と金の仲介役は、水の役割りになりますが、水の特性は、コミュニケーションです。
今年の丁酉は、「火の鳥」
強い不死鳥をイメージさせられます。
火の中に飛び込み、灰となり、灰の中から復活をとげる鳥です。
有名な手塚治虫さんのアニメに描かれる「火の鳥」もありますね。
この火の鳥は、時空を超える架空の生命体で、こちらも不老不死の鳥なのです。
時のイメージする暗示は、「一旦戦火に包まれた後に、争いの後に、新たなものが誕生することを意味している」
とイメージすることが出来る年、それが丁酉年です。
新たな価値観の幕開けなのだと私宮幹は、思います。
保たれていました均衡に変化を及ぼし、世界が、新しい価値観に向かうこととなるでしょう。
家庭内、会社など、おのおのの枠組みの中で常識と思われていました事が灰と化し新たな価値観が誕生する時。
またそれは、新たな時代を迎えるのに必要な事なのでしょう。
過去の丁酉の組み合わせを振り返ってみますと、悪い出方では、戦争、殺人、暗殺、テロなどが、現れてしまっています。
世界での出来事もありますが、日本では、酉年の丁日に原子力爆弾が広島に投下されました。
忘れられない出来事です。
皆さん、どうぞ正確に運命を解き明かし、自分自身や、そして家族、ご縁のある方々を守りそして、お役立て下さい。
運命学(四柱推命学)は、大切な方々を守る、1番の手段であると私宮幹は、確信しています。
どうぞ、運命学を人生にお役立て、またご活用ください。
2017年の運気のお話しでした。
紹月会 代表理事 宮幹 藍后